人物紹介
サラ・スペックス
1617年長崎・平戸生。
父は初代平戸オランダ商館長ヤックス・スペックス。母は平戸の女性。
4歳の時に父の任地バタヴィア(現インドネシア・ジャカルタ)へ渡る。
ヤックス・スペックス
1585年ドルトレヒト生~1652年アムステルダム没。
1609年初来日。1610年平戸オランダ商館長となる。1621年バタヴィアへ赴任。
1629年バタヴィアで東インド総督となる。
オランダに帰国後、オランダ東インド会社のトップ(17人重役の一人)に昇りつめる。
ヤン・ピーテルスゾーン・クーン
1587年ホールン(蘭)生~1629年バタヴィア没。
第4代、第6代東インド総督。軍事的辣腕をふるい、東南アジアにオランダ植民地を拡大する。
ジョルジウス・カンディディウス
1597年フォルツ(独)生~1647年バタヴィア没。
オランダ・ライデン大学神学部を卒業。宣教師として1623年東南アジアに渡る。
1627年より37年まで台湾で宣教活動をする。
ピーテル・コルテンフーフ
1614年生~1629年バタヴィア没。サラの恋人。
フリードリヒ・ブルーフ
生年、生地不明~1629年バタヴィア没。
総督クーンの養子。サラの教育係。バタヴィア・オランダ軍の表裏で活躍する。